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006中学受験のすすめ~子どもの「どれでもいいよ」は危険な言葉

こんにちは、アーガス進学会・学びスタジオの奥川悦弘です。

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♥自分らしく生きるための力

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自分らしく生きていくための力の源は、

❶探求力

❷計画力

❸実行力

つの力です。

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それらの力を持つためには、2つの"じりつ"が欠かせません。

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♥"自立""自律"

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2つの"じりつ"が育つことで、社会の中で"一人前"として生活できるようになります。

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"自立"は、人の助けを借りずに、自分で生きることを指します。

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生活するために必要な“衣食住”を、自分で管理できるようになることも自立の一つです。

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“自律”は、自分で自分をコントロールし、自分の意志によって行動することです。

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人から命令されたり、決められたことを実行するだけでなく、自分自身で進むべき道を決め、信念をもってその道を進むことです。

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♥自立と自律は学校や社会で必須の要素

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♥自立が育っていないと、”自分のことが自分でできない子”になる

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自立が育っていないと、小学校の生活で深刻にことになっていきます。

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持ち物を管理する、先生の指示や説明を聞く、授業の準備をするなど、ほかの子が難なくこなしていることができずに、注意される、叱られることが増えるかもしれません。そして、学年が上がるごとに状況は厳しくなっていきます。

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子ども本人は「なぜ自分だけできないのか」を理解できずに苦しみ、結果として学校が嫌いになってしまったり、不登校となってしまうケースもあります。

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♥自律は人間形成に欠かせないもの

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物事の善悪の判断や気持ちのコントロール、

他者の気持ちを理解する、

人のために尽力する、

自分の目標を決めてそれに向けて努力する…

こういった自己決定のすべては自律の心から生まれます。

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法律や決められたルールを守るのはもちろんですが、

「やって良いこと」「やってはいけないこと」「やったほうが良いこと」「やらないほうが良いこと」を自分で判断して、行動に結びつけるのが自律の心です。

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♥自立と自律がなければ人生が人任せに

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自律の心が育っていないと、「人と同じ」であることに重きをおいた生き方をするようになります。

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「みんなが持っているから」

「友達がやっているから」という表現は、自律と正反対にある言葉です。

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人と同じであることが良いと思い込んでしまうと、「自分はこう思う」と主張できないばかりか、自分の価値観を見失ってしまうことにもなります。

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♥「どうてもいい」という言葉

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自分の考えを持てない子が、最近、保育園や幼稚園の現場でも顕著に増えてきており、

「何をやりたい?」「どれが好き?」と子どもたちに尋ねたときに

「どれでもいい」と答える子が目立つようになってきました。

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自律の心が育たず、

人任せ、自分の意見がない、人に流されるが当たり前になってしまうと、上の人間や大多数に従順でいることが“楽”に感じるようになります。

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そうなると、周りに言われるがまま、

いじめに加担してしまったり、

非行グループの手伝いをしてしまったり、

違法薬物に手を出してしたったりなど、

気づいたときには自分では止めることのできない悪い立場にいることもあります。

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自分がされて嫌なことはしない、

必要に思えたことは人の目を気にせず実行するなど、

これは、自律の心の育ちに関係しています。

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♥自立と自律を阻害しない子育て

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“押しつけ”と“先回り”は、子どものやる気を奪います。

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子どもの意思に関係なく、親の方針で、習い事や塾に通わせることは、“押しつけ”になります。

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習い事や塾は、子どもの可能性を大きく拡げますが、

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ほかの子がやっているから、

周囲で流行っているから

よい指導者がいるから……

親の意向だけで通わせてしまうと、子どもにとっては“親の言うことをきく”ことの一つにしかなりません。

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もし中学受験で、塾に通わせたいなら、子どもに何回か授業を体験させて、

それで「やってみたい」と子どもが意思表示をしたら、

子どもの感性で「どこが良いのか」を聞き、話し合って選ばせてあげましょう。

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そして、「自分で選んだ場所なのだから、最低でも3年は頑張ろうね」と約束させるようにします。

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 ♥自分で選んだ中学受験が自立と自律を育てる

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この“自分で選んだ”というところがポイントです。

どんなことでも、どんな場面でも、子どもに選択権を与え、それを尊重する。

それが、自立と自律を育てることにつながります。

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中学受験の大切さを話し合い、実際にどんな勉強をするかを何回か体験したうえで、「やってみる。」と子どもが思えば、”じりつ”した中学受験のスタートです。