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感情のラベリング

こんにちは、東大阪市瓢箪山にある個別塾アーガス進学会東大阪校(学びスタジオ)の奥川悦弘です。

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東日本大震災がおきて昨日で10年が経ちました。
地震の怖さ、原子力発電所事故の怖さを、改めて感じさせられました。
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悲しい気持ち、恐怖心、
いろいろな感情を、子どもたちは、日々の生活の中で、感じていきます。
イライラしたり、泣き出したり、
これらの感情をうまく解消しているのか心配なところです。
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♥アネモネの怒り
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例えば、姉のツクシのお誕生日に、
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ツクシは、たくさんのプレゼンをもらいました。
妹のアネモネは、親から人形を1つだけもらいました。
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アネモネは「このお人形きらい。おねえちゃんの人形がいい」と怒って、泣き出しました。
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そこで、
ママ「悲しそうだね。悲しいの?」
アネモネはうなずきました。
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ママ「どうして悲しいのか、理由をあててみようか。アネモネが悲しいのは、おねえちゃんがたくさんのプレゼントをひとりじめしたからだ。アネモネには、たったひとつしかないのに」
アネモネはまたうなずきました。
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ママ「おねえちゃんとおんなじ数のプレゼントが欲しいのに、アネモネはもらえない。そんなのは不公平だ。だから、悲しいんだ?」と大げさな口調で語りかけました。
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ママ「お母さんが欲しいものを、だれかがもらっていて、自分はもらえないときには、お母さんもやっぱり悲しくなるよ」と言って口をつぐみました。
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♥アネモネの”やきもち”
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しばらくして、
ママ「そういう気持ちには名前がついてる。どんな言葉か、知りたい?」
アネモネがめそめそしながら「うん」と、応えました。
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すると親はアネモネを抱きかかえて、
ママ「そういうのを“やきもち“って言うんだよ。アネモネはおねえちゃんがもらったたくさんのプレゼントが欲しかったのに、もらえなかったから、やきもちを焼いたのさ」
妹は甘えたように泣いていたが、だんだん落ち着いてきました。
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アネモネ「やきもち」と小声で言いました。
ママ「そのとおり。すごくイヤな気持ちだよね」
アネモネ「きょうはずーっと、やきもちだった」
怒りがおさまり、母親に抱きつきました。
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アネモネに気持ちのラベルを貼ってあげることにより、アネモネは落ち着くことができました。
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❤︎子どもの感情にラベリング
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自分の気持ちにラベルを貼って分類する。
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自分の気持ちを言葉で表現する方法を教える。
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先程の例の親は、
娘の胸が悲しみで張りさけそうであることを察し、娘の気持ちに寄り添い、それを言葉で表現するやり方を教えました。
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悲しみ以外にも、よろこび、怒り、嫌悪、心配、恐怖など―幼い子どもが経験するあらゆる感情―を教えます。
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このように感情にラベルをつける習慣が、幸せな子どもを育てている親に共通して見られることが、研究によってあきらかになっています。
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❤︎"感情に名前をつける親の習慣"に触れて育った子どもは、
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自分を落ち着かせるのが得意なうえ、
目の前の作業によく集中できますし、
友だちともうまくやっていけます。
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感情を言葉で表現すると、子どもの神経を鎮める効果があります。
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これは、我々大人にもあてはまります。
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感情を言葉で表現する"感情のラベリング"には、たかぶった気持ちを落ち着かせる効果があります。
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❤︎感情を言葉で表現する習慣がない家庭の子どもは、
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言葉を使う神経系と言葉を使わない神経系が完全に連結しないまま、不健全なかたちで統合されてしまいます。
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そうなると、
自分が感じている気持ちにラベルを貼ることができずに、子どもは生理的反応がもたらす不協和音によって混乱し、感情をうまくコントロールできなくなります。
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❤︎学びの感情
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おもしろいから勉強する。
覚えないといけないから勉強する。
親に怒られるから勉強する……
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勉強する時の感情も様々ですが、
勉強する前に、自分の感情にラベルを貼ることができれば、
気持ちを落ち着かせることができ、
集中して勉強を開始できると思います。
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子どもに感情を表す言葉をたくさん教えてあげてください!