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才能逓減の法則

こんにちは、東大阪の瓢箪山にある個別塾アーガス進学会東大阪校(学びスタジオ)の奥川悦弘です。
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♥ユニセフの“世界子供白書”に以下の記述があります。
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「子どもが3歳になるまでに脳の発達がほぼ完了する。
新生児の脳の細胞は多くの成人が『何が起こっているか』を知るずっと前に増殖し、
シナプス(神経細胞の相互間の接続部)による接合が急速に拡大して、
終生のパターンが作られる。
子ども時代の初期では親や家族やその他の成人との間の経験や対話が子どもの脳の発達に影響し、
十分な栄養や健康や綺麗な水などの要因と同じくらい影響力を持つ。
この期間に子どもがどのように発達するかが後の学校での学業の成否を決め、
青年期や成人期の性格を左右する。』
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♥“ジャクソンとスキャモンの発育曲線”と“ベイレイの知能発達曲線”
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ジャクソンとスキャモンの発育曲線は、20歳を100%として考え、各体組織の発育の特徴を4つのパターンに分けたものです。
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神経型は、3歳でほぼ80%が完成し、そこから緩やかに成長を続け6歳で90%、12歳でほぼ100%の成長を遂げます。
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また、
この神経型の発育曲線は、ベイレイの知能発達曲線とほぼ同じラインを描いている事からも知能の発達は脳の発育と非常に密接な関係があるのです。
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♥3歳(6歳)までに脳の基本性能は決まってしまう
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コンピューターに例えるならば
3歳(6歳)までは、脳というコンピューターの、メモリ容量や処理速度といった基本スペックそのものを作りあげる時期です。
3歳(6歳)以降の学習は、完成したコンピューターにソフトをインストールする作業、と言えます。
つまり
脳のコンピューターそのものの性能に関与出来る時期は3歳(6歳)までしかないのです。
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♥小中学校で知能検査が実施されなくなった理由
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8歳でIQを調べても14歳でIQを調べても、個人のIQには変化がないから、小中学校で知能検査が実施されなくまりました。
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♥IQは、3歳(6歳)までにいかに多彩かつ良質の経験をしてより多くのシナプスを発達させ、脳の回路のネットワークを豊富に育てるか?にかかってくる
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知識の詰め込み・丸暗記だけならば6歳以降でも努力次第で出来ますが、
考える力・創造する力・解決する力など本当の意味での“頭の良い子”に育てるには3歳までの環境で80%、6歳までの環境で90%が決まってしまうのです。
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3歳(6歳)までの育て方次第で、生まれも遺伝も関係なく、どの子でも驚異的に才能を伸ばせる無限の可能性が開かれているのです。
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♥幼児は、無条件に、理論を考えることなく、自然に膨大な情報を覚える
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赤ちゃんは、わずかな期間で、言葉を学習し、あっという間に、会話をできるようになります。
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3歳までの時期が、最も、記憶力が良いのです。
3歳を過ぎる頃から、段々と覚えるのに時間と努力が必要になっていきます。
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だから、
小学校に入ってから勉強を始めようとすれば、幼児から始めるより、いっそうの努力が必要となります
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幼児は、無条件に、理論を考えることなく、自然に膨大な情報を覚えていきます。
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好きなキャラクターの名前をたくさん覚えているのも、
国旗をたくさん覚えているのも、
星座の名前をたくさん覚えているのも、
論語を覚えているのも、
みな同じ情報を吸収しやすい時期だからこそできることです。
これは、何を覚えて、脳に刺激を与えたかが違うだけです。
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脳の成長期に頭を使うことは、脳回路を作るシナプスの数が、一層多く作られます。
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♥勉強をするための土台が大変よいものになる
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3歳までの教育で最も大切なのが、
何をどこまで覚えたかではなく、
覚える作業をしたことで、
どれだけ脳の回路を作り、シナプスや活性した脳細胞を増やせたか
ということがポイントです。
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それが、勉強するための最高の土台作りになります。
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♥いつから始めるかは、親次第
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子どもは環境を選ぶことはできません。
子どもは与えられた環境の中で、精一杯生きようとします。
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勉強においても同じで、子どもは、覚えよう・理解しようと最初は努力します。
しかし、同じ努力をしても、勉強するための土台が弱いと、努力が報われず、大きなストレスを抱えることになり、あきらめてしまうかもしれません。
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“才能逓減の法則”による適期教育で、年齢に適した勉強環境を子どもに与えることが大切だと思います。

私の塾では、幼稚園児から国語、そして算数の勉強を行っています。
子どもの持っている才能を無限に伸ばしていってほしいと願っています。