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まじめにコツコツ勉強する子が伸びないのは?

こんにちは、東大阪瓢箪山にある個別塾アーガス進学会東大阪校(学びスタジオ)の奥川悦弘です。

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学習の王道は、「繰り返すこと」と言われます。
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私たちの脳は、「よく使う記憶は大切に違いない」と考えます。
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にもかかわらず、真面目にコツコツ繰り返していても、なぜなかなか覚えられないのでしょうか?
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❤︎学力を伸ばす効果的な「覚え直し」「解き直し」とは
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ある大学生を対象に、40単語、繰り返しテストしながら覚えてもらうという実験を行いました。
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学生たちを2つのグループに分け、
❶すべて覚え直すグループ
❷間違えたところだけを覚え直すグループ
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そしてさらに、
2つのグループを半分ずつに分け、
❶すべての問題を再テストするグループ
❷間違えたものだけを再テストするグループ
と4つのグループに分けます。
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それを、満点が取れるまで覚え直しと再テストを繰り返させました。
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どのグループもすべて覚えるまでにかかった回数は、4~5回でした。
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時間や手間という点では、
間違えたものだけ覚え直して、再テストするほうが効率的なようです。
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しかし、1週間後に抜き打ちで行ったテスト結果は、次のようになりました。
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❤︎学習効率に違いをもたらすテスト効果
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この結果から、
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「覚え直し」をする時は、一度で覚えた単語を再度覚え直さなくても、正解率は変わりませんでした。
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しかし、「再テスト」をする時は、間違った単語だけでなく、すべての単語を再テストしないと、正解率は急落しました。
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つまり、覚えたものも、すべてテストして、アウトプットしていかないと、忘れてしまうということです。
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これを「テスト効果」といいます。
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人は「覚える」ということをしても記憶には残らず、「テスト」を行うことで記憶が定着するのだということです。
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脳のしくみは、インプットよりもアウトプットを重視しているんですね。
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❤︎頑張っているように見えるのに成績が上がらないのは、インプットか多過ぎ
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例えば、テストで良い点を取ろうとして、その前に何度もテキストを読み込んで覚えようとしたり、ノートをきれいに書き直したり。
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しかし、そういったやり方はインプット中心です。
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繰り返すべきなのはインプットではなく、アウトプットです。
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❤︎アウトプットで完成させる
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アウトプットの方法には、
覚えたこと・理解したことを
❶テストしてみる
❷言葉で説明してみる(教えてもらう)
❸文章にまとめてみる
という方法があります。
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学んだことをテストしてみることはもちろんですが、
わたしは、子どもたちに学んだことを教えてもらいます。
子どもたちは、教えるためには、しっかり学びます。
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学んだことを説明している子どもたちは、先生のようで頼もしいですね。
たとえ、説明に詰まっても、それが学びになり、さらに考えるチャンスになります。
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このように、
子どもたちに、一つ一つの学びをアウトプットして、完成させてほしいと思っています。